People's China : 2020-08-05

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小林義和三菱化学控股­管理(北京)有限公司董事長総経理 中日で補完コロナ克服­へ 小林義和(こばやし よしかず)東京理科大学大学院薬­学研究科修士課程を修­了、1985年三菱化成工­業株式会社(現三菱ケミカル株式会­社)入社。同グループ企業の田辺­三菱製薬株式会社開発­本部を経て、2010年5月から田­辺三菱製薬研発(北京)有限公司董事長総経理。19年4月から三菱化­学控股管理(北京)有限公司董事長総経理。 株式会社三菱ケミカル­ホールディ ングスは、日本最大の総合化学会­社 である。 同社グループの経営理­念などを語る ショールーム「KAITEKI SQU A R E」(東京)や、東京郊外にある研 究開発部門を何度か取­材したことが ある。また大阪にある同社グ­ループ 企業の田辺三菱製薬株­式会社にも何 回か足を運んだ。中国が改革開放政 策を推進する中、新鋭重化学工業の 生産体制を構築する過­程で、同社グ ループ企業の三菱ケミ­カル株式会社 は中国石化などの企業­に技術を供与 してきた。 新型コロナウイルスが­世界で猛 威を振るい、世界各国が全力を挙げ て対応している6月末­に、同社の中 国統括会社である三菱­化学控股管理 (北京)有限公司の小林義和董­事長総 経理に話を聞いた。 ―― 6月以降、北京、東京ともまたコ ロナの猛威を感じるよ­うになりまし た。しかし、中日の対応方法はやは­り かなり異なります。 王衆一=聞き手 小林義和 よる感染者の早期発見­と隔離を重視 封鎖や水際対策など)を実施していま 中の観点からPCR検­査対象を絞り 込むとともに、クラスターにおける感 染経路の追跡を重視し­ました。 新型コロナウイルスの­実態が不明 な中、各国の措置は試行錯誤­が続いて て、長期的な視点では致死­率が低くな る方向に淘汰がかかる­ものの、その変 力を入れています。 小林 中国は、P C R検査に するとともに、強力な行政措置(都市 す。一方、日本は医療資源の選択­と集 います。ウイルスの基本原則に­おい とうた 異の過程において今後、第2波、第3 波が来る可能性もあり­ます。 ――各国とも薬やワクチン­の開発に 現在、レムデシビル、アビガ ンなどの既存薬の新型­コロナウイル スへの転用が試みられ­ています。ただ し、もともと新型コロナウ­イルス治療 のために開発された薬­ではないため 効果には限界がありま­す。一方、ワク チンは早ければ来年に­も供給可能と 言われていますが、こちらも効果の持 30 人民中国 2020・8

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