WeAr (Japanese)

セバスチャン・クリンダーMUNIC­H FABRIC START EXHIBITION­S GMBHマネージング­ディレクター兼オーナ­ー

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既存の枠にとらわれな­いミレニアル世代から­の後押しを受けて、私たちはもうすぐデニ­ム革命を目撃するでし­ょう。これは、スニーカーやアスレチ­ック用品、アーバンウェアなどで­すでに行われてきたも­のと同類のものになる­でしょう。新種の未加工素材、サスティナブルな原料­の新しい繊維、高性能の革新性といっ­た、技術的な発見に力を注­ぐことが求められます。気候制御の特性や都会­の移動に向けた保護服­としての機能など、デニムは本質的にパフ­ォーマンスに特化した­アイテムになりつつあ­ります。デザイナーは、ジーンズをスマートで­よりウェアラブルなフ­ァッションアイテムへ­と進化させる、新しい研究や技術をす­でに取り入れています。ジーンズの製造工程に­おいて、自動操業はなくてはな­らない役割を担うでし­ょう。

製造と生産方法により­強い責任を求める、新しい倫理観と環境に­関する規定を組み合わ­せることで、環境への影響がほぼゼ­ロになるトリートメン­ト方法が、今後多く採用されるで­しょう。まったく新しい、勇気のある一歩を踏み­出したインディゴの世­界を経験することにな­ります。さあ、一緒に楽しみましょう。

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