KIMONO: KYOTO TO CATWALK
1660年代から現代に至る着物の意味を、グローバルな文脈で探求する展覧会が開催される。17世紀から18世紀の希少な品々を鑑賞できるだけでなく、トム ブラウン、ヨウジ ヤマモト、イヴ・サンローラン、川久保玲、ジョン・ガリアーノなどの
ハイファッションのデザイナーによる作品も披露される。この展覧会は、コスチュームデザイナーが描いた架空のガーメント、『椿三十郎』(1962)や『SAYURI』(2005)の中で登場した着物、マドンナが「Nothing Really Matters」(1999)のPVで着用したジャン=ポール・ゴルチエのアンサンブルなども堪能できる。新旧問わずこのスタイルが消費者を魅了し続けるているのだから、ブランドやリテーラーはこのイベントに注目すべきだ。