TRICIA CAREY (17) DIRECTOR OF GLOBAL BUSINESS DEVELOPMENT – DENIM, LENZING
テクノロジーに牽引されるペースの速い世界は、様々な方法で対話が成立するため、物語を際立たせてくれます。インスタグラムの写真、IGTVやYoutubeの動画、さらには、デジタルの商品説明などです。スマートフォンばかりに気を取られ、人間同士のコンタクトが希薄になる一方で、私たちは実際の体験や知識に今でも貪欲です。デニムの物語は、自分のジーンズの原材料に関する問いから始まり、製造場所や製造者にまで及びます。それぞれのデニムブランドは、価値と目的を高めながら、顧客と結びつけるように自分たちの特定分野を切り開いています。未加工素材や環境への影響が深刻だと理解する際、持続可能性はストーリーの一章を構成します。有難いことに、廃棄コットンを使ったテンセル×リフィブラのデニムについて、たくさんのブランドが素敵なストーリーを展開してくれています。テキスタイルがリサイクルされ、新しい素材に生まれ変わるという認識は、環境問題を意識したライフスタイルを送る消費者を魅了しています。