CONTEMPORARY MUSLIM FASHIONS
Fine Arts Museums of San Franciscoで開催されていた『Contemporary Muslim Fashions』展が現在、NYのMuseum Mileで開催中だ。ムスリムファッションを検証するタイムリーなこの展覧会は、ムスリム教徒の女性たちが「スタイルの仲裁人」になった経緯や、デザイナーや起業家、消費者としてどのように世界市場に影響を与えてきたかなどを検証する。写真のほか、インタビューや文書など計80点のアンサンブルが展示される。例を挙げれば、メリンダ・ローイ、イタン・ユナシュ(Itang Yunasz)、ディアン・ペランギ、サラ・エレナニー、ハスリンダ・ラヒーム、バルジス・チョハン、ウィンドリ・ウィデスタ・デーリなど、有名デザイナーと新人の両者を披露する。このクリエイターたちは、スポーツウェア、ストリートウェア、クチュール、様々な世界の国と文化など、幅広いスタイルを代表している。カタログも製造され、この展覧会のテーマである、現代ファッション、宗教や文化のアイデンティティ、持続可能性、エシカルファッションの実践などをさらに深く掘り下げている。
2020年2月28日〜8月23日Cooper-Hewitt, Smithsonian Design Museum, New York www.cooperhewitt.org