ステファニー・ジャスパーSCOTCH & SODA チーフマーケティングオフィサー
努力はまだ道半ばですが、オーガニックコットンの使用は、サスティナビリティを実現するために変化をもたらす鍵の一つです。2010年にデニムコレクションをスタートして以来、ソリューションの一端を担うことは重要だと考えていますし、コレクション内でオーガニックコットンの使用量を増やしていくことが鍵だと考えています。
もう一つの重要な要素は、リサイクル繊維の使用を増やすこと。普通ならゴミ廃棄場へと運ばれていくプレ/ポスト・コンシューマー材が調達源です。このプロセスは、繊維を新規製造する必要性を減らし、それによって電力や染料、化学薬品の使用を削減でき、結果として、汚染を減らすこともできるのです。
新しい技術によって可能になった極めて重要な事の一つに、画期的な水の節約方法があります。デニムに関して言えば、製造工程におけるこの貴重な資源の使用量を、今後2年間で50%まで削減することを目標にしています。