BORAMY VIGUIER
セントラル セント マーチンズ卒のフランス人デザイナー、ボラミー ヴィジュアーは、ランバンのメンズウェアでデザイナーとしての経験を積んだ後、2018年に自身のブランドを創設。クレイグ・グリーンやアレキサンダー・マックイーンで働いた経験もあり、ボラミーのデザインにロマンティックでアバンギャルドな要素が見られるのも頷ける。古代世界をほのめかす要素が彼のコレクションの特徴であるが、2021年春夏は、フューチャリズムが全面に押し出されていた。ジャケット、コート、ベストなどの様々なバリエーションのスーツをベースに、人工皮革のジャケットやカーゴパンツ、パーカーで都会的でスポーティーなムードを演出していた。ブラックのカラーパレットに、レイヤーやローブ、カラフルな花柄や民族衣裳のプリント、人工のワニ皮、装飾的な刺繍などで加えたテクスチャーも目を引きつけた。取扱店には、パリ、ロンドン、日本などの、L’Insane、ギャラリー・ラファイエット、Printemps、16 Aout、Nubian、インターナショナルギャラリー ビームス、Kink、Mathematics、Adekuver、ブラウンズ、Matches、Ssenseなどが含まれる。2021年春夏から、ウィメンズウェアもスタートしたヴィジュアーは、2020年11月にグッチが主催したGucciFestで映像を上映した 15組のデザイナーに選ばれた。www.boramyviguier.com