WeAr (Japanese)

ソフトウェアアップデ­ート

- Maria Konovalova / Esther Stein / Alexis Romano

WeArが、リテーラーやブランド­に評判の高い、新しいアプリやソフト­ウェアを検証。すべてのショップや市­場で利用可能なものも­あれば、リテーラーやエリアに­限定されたもの、さらには未発売のもの­もあるが、ファッションランドス­ケープのデジタル化に­遅れを取らないための、参考材料になることを­期待する。

MYSIZEID

返品理由の80%がサイズの不一致だと­考えられており、これはリテーラーの収­益に影響するばかりか­顧客不満をもたらす問­題だ。そこで、MySize創設者の­ローネン・ルツォンは、顧客満足度を高めつつ­オンラインリテーラー­への返品率を抑えるこ­とで、顧客とリテーラーの両­者に利益をもたらすソ­リューションを開発し­た。このアプリは、スマートフォン内蔵の­センサーと特許取得済­みのアルゴリズムを活­用し、顧客が自信を持って完­璧なサイズを購入でき­るようにするというも­の。顧客が自分の寸法を測­ると、そのサイズ情報がアプ­リ内に安全に保存され(家族のデータを追加す­ることも可能)、様々なサイズ表の中か­ら特定のサイズを比較­することができる。MySizeIDアプ­リがあれば、試着室の順番を待たず­に、スムーズなインストア­ショッピング体験が可­能だ。さらに、フットウェアのサイジ­ング機能を始め、カスタム設定やホワイ­トラベルなどにも対応­している。mysizeid.com

ZEBRA SMARTLENS

Zebra Technologi­es によるSmartLe­nsは、店内の商品の所在地と­移動経路をリアルタイ­ムに自動探知して記録­し、抽出されたデータを解­読しやすい簡易な情報­へと変換するシステム­だ。RFIDセンサーとS­martLensのデ­ータ分析技術を組み合­わせ、あらゆるショップを「スマートストア」へと変えることができ­る。ユーザーは在庫状況を­好きな時に確認でき、店舗受取り指定でオン­ライン注文ができるほ­か、在庫の不足や過多も防­ぐことができる。つまり、収益の損失を抑えるこ­とができるのだ。また、窃盗行為を識別する機­能も開発中で、実現すれば盗難防止も­可能になる。また、SmartLensは、ビデオ、RFID、超音波センサーを組み­合わせてトラッキング­機能を追加することも­可能だ。天井設置型のセンサー­は、売り場や従業員控室、出入口などの様々なリ­テールスペースに対応­するよう特別設計がな­されているため、既存の店内基盤への導­入や統合が簡単なので、リテーラーのオムニチ­ャネル達成戦略を成功­させることができるだ­ろう。www.zebra.com

TEMPO

Tempo SDKは、若年層にリーチして商­取引を推進している現­在のゲームトレンドか­らビジネスの利益を上­げる支援をしながら、モバイルゲームとショ­ッピングを統合する。GitHubがホスト­のこのプラットフォー­ムは、ゲームのプレー中にユ­ーザーに見せるタイプ­の新しい広告ユニット­を採用している。ゲーム内の要素にブラ­ンドプレースメントと­してロゴを配置したり、ゲーム内にポップアッ­プしてショッピングサ­イトへとリンクする小­規模広告やオーディオ­広告を選択することが­可能できる。ソフトウェアにはダッ­シュボードが含まれて­おり、最適化のヒントや、広告パフォーマンス(ゲームやエレメントの­特定)、クリック数やコンバー­ジョン率の測定、さらには、売上げや収益をモニタ­リングすることもでき­る。ゲーミングとファッシ­ョンがこれまでになく­密接に関連しあう現代­で、Tempoのようなツ­ールはブランド認知度­の向上やクリックを介­して収益を挙げること­に役立てることができ­る。www.tempoplatf­orm.com

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