DESIGN

ライフスタイルをもっと楽しくするための 革 新 的なアイデアが 行き交う中 継 地 点、ミラノ。時代に名を刻む物作りを訪 ねて、デザイン散歩に出かけよう。

Milan Luxury (Japanese) - - Contents - by Stefania Vida

マスターピースに出会う、  デザイン散歩へ。

ARTEMIDE アルテミデ

アルテミデの代表的な作品、エクリッセ‘ ロッソテーブルランプ'。1967年にイタリアデザイン界の巨匠ヴィコ・マジストレッティがデザインし、クラシックラインとして復刻。今もなお、手に入れたい逸品だ。

デザインのミラノ。そのイメージを作っているのは、やはり世界最大級のデザイン見本市「ミラノサローネ」かもしれない。開催月となる4月には、街中がデザインで埋め尽くされる。世界のデザイントレンドが発信されるとあって、子どもから大人まで、楽しみにしているミラネーゼも多い。世界のデザインマーケットを動かす、ミラノ。普段出会うことが難しい著名デザイナーやエディターも頻繁に訪れる。巨匠とフランクに話せるのも、この街の魅力のひとつかもしれない。

ファッション・ディストリクトからスタート。

まさに、デザイン抜きには語れないと言っても過言ではないミラノの日常において、重要となるブランドを紹介していきたい。たとえば、ミラノのラグジュアリーなファッション・ディストリクトを訪れてみよう。世界の有名ブランドのディスプレイに眼を向けると、旬のデザイナーたちが腕を競っており、そのクオリティの高さに感嘆する。もちろん、イタリアのデザイン界を引っ張るプロダクトブランドに出会うこともできる。ヴェネツィアングラスのブランド、ヴェニーニはモンテナポレオーネ通りに店を構えている。さらに、マンゾーニ通り近くにあるアレッシィのフラッグシップショップは見逃せないポイントのひとつだ。1921年に創業以来、世界70カ国以上で展開しているトップブランドである。アートワークを、毎日使えるデザインへと進化させたブランドとして定評がある。そして、同じくマンゾー

DRIADEドリアデ

ファビオ・ノヴェンブレがデザインした、巨大なマスク型のチェア ネモアームチェア。ネモとは、ラテン語で「誰でもない」という意味を持ち、椅子の背面にある顔は、どこか無機質な表情をうかべているアーティスティックでコンセプチュアルな作品。世界のギャラリーやラグジュアリーなラウンジに置かれている。

ミラノの中心地区は、まさにデザイン天国!

ニ通りに君臨するのは、アルマーニ。アルマーニ/カー

サでは、エレガントなミニマリズムの世界にふれることができる。

アルマーニからわずかに離れた場所にあるのは、イタリアを代表する照明メーカー、アルテミデ。1959年の創業以来、斬新で大胆なデザイン開発力は、高い評価を受けており、歴史に残るプロダクトも多い。 マンゾーニ通りには、最も重要なインテリアブランド、

フルーがある。イタリアの高級感あふれるデザインと品質へのこだわりが創り出したブランドだ。創業は、1978年。快適な睡眠を研究したベッドに、洗練されたデザインを施し、すべてのコンポーネントをカスタムメイドで選択できるという、機能的なシステムを構築。単にプロダクトをデザインするのではなく、新しい睡眠文化を創出したと言われている。マテオッティ大通りにあるのは、

モローニ・ゴンマ。デザイン性が高く、機能的なインテリアデザインやキッチンウェア、雑貨などがそろう。 サン・バビラ地区へ足をのばしてみると、ドゥリーニ通りに気になるアドレスを見つけるに違いない。1966年にイタリアで設立されたコンテンポラリー・モダンファニチャーのトップブランド、ビーアンドビーイタリア。アントニオ・チッテリオ、マリオ・ベリーニらイタリアンモダンを代表するデザイナーをはじめ、深澤直人など世界中の著名デザイナーとのコラボレーションで成功を収めている。 モンフォルテ大通りにあるのは、フロス。インテリアと照明を融合したデザインを特徴としている。1962年に発表された、大きなアーチが印象的な‘アルコライト'は世界中で愛されているプロダクトのひとつ。カスティリオーニ兄弟の合作で完成し、フロスの最高傑作とされている。

ZANOTTA ザノッタ‘シャンガイコートラック'は、まるでパスタを鍋に入れているかのようなデザインと評される。開くとコートや帽子をかけることができ、閉じると1本の棒になる幾何学的なデザイン。中国に伝わる棒を使った伝統的な遊びからインスパイアされた 作品だという。

DE PADOVAデパドヴァ マエストロとしして名高いデザイナー、ミケーレ・デ・ルッキのドンゼッラ‘ '。2013年に発表され、世界中から 高い評価を集めている。背もたれのアーチのようなカーブに職人の高度な技術が隠されている。

VENINIヴェニーニ 印象的なシェイプの花瓶、‘イエメン'。建築家・インダストリアルデザイナーのエットレ・ソットサスのデザインは、比類のない美しさを醸し出している。

Newspapers in Japanese

Newspapers from Italy

© PressReader. All rights reserved.