池松壮亮

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(俳優) [連載第6回、10月号掲載]

2003年、『ラストサムライ』で映画デビュー。2018年は是枝裕和監督の『万引き家族』、また塚本晋也監督の『斬、』に主演(公開中)。今回の受賞を「たくさんの人に迷惑をかけながら、わがままにやりたいことをやって来たことが異端と言われるのならうれしい」

マーベリックな男たちが集ったマーベリックな夜

アメリカでは毎年、Mavericks of Hollywoodとして行われてきたが、その日本版がThe Mavericks of 2018として初めて開催された。受賞者には、今、日本でマーベリックに生きて行くことのタフさを表すような豪華な面々。授賞式は11月14日、渋谷のTRUNK︵HOTEL︶で行われた。受賞者のひとり、又吉直樹氏が壇上でこんなことを言って笑いを誘った。﹁あるときここのカフェスペースで執筆をしていたら、︵相方の︶綾部さんが現れて、まるで自分の家であるかのよううれしそうにホテル内を案内してくれたことがありました。何を考えてたんでしょうか﹂会場に集まった参加者は総勢2 00人。オープンと同時に、ブースではシャンパーニュのオートクチュールと呼ばれるクリュッググランド・キュヴェのマグナムエディション163が豪勢にふるまわれ、またBMW i8ロードスターが展示されるなど、盛り上がる準備は万端。そこに受賞者たちが到着した。ホテルのエントランスまで受賞者たちを運んだのはBMW7シリーズのショーファー。ブラックカーペットで歓声を浴びながら会場へと進んだ受賞者たちは、大槻篤編集長からエスクァイアのキャラクター、通称﹁エスキーくん﹂をかたどったトロフィーと、クリュッグのグランド・キュヴェ・エディション166が手渡された。エスキーくんとは初対面であったろうみなさん、興味深い顔をしてトロフィーを見つめていた。ちなみに受賞者とニコラ・フロケハースト婦人画報社CEOのルックは

BOSSのコレクションから久保コウヘイ氏がスタイリングしたもの。﹁又吉さんのHUGOのチェックスーツ×迷彩シャツは、個性的な雰囲気を持つ彼なら、これくらい盛ったほうが似合うと感じたから。川谷さんは少し甘くソフトなイメージに合わせて赤をポイントカラーに、胸元は蝶ネクタイにBOSSのコーディネートで。金子ノブアキさんはミュージシャンのイメージからカーキのコート×グレーデニム。胸元にグローブを挿したのはスナイパーのイメージです﹂そのあと、あいにくこの日は登壇いただけなかった受賞者、野村萬斎氏、立川志らく氏、平野歩夢氏、池松壮亮氏からのビデオメッセージが流された。萬斎氏は2020年東京オリンピックの開閉式を演出する総合統括を担当することが発表されており、そのことへの熱い想いも語られた。そして受賞者のひとりで、富山﹁鮨人﹂の大将、木村泉美氏が板前姿に着替えて会場に再登場。甘海老と白海老の紅白鮨を握ってくれたのである。即座に長蛇の列。最高峰のシャンパーニュに富山でなければ食べられない極上の鮨。マーベリック、いや、マーベラスと言ったほうがいいだろうか。受賞者5人は登壇前、ひとつの控室にいた。川谷氏は富山にある木村氏の﹁鮨人﹂に行ったことがあるらしく、いかにすばらしい鮨だったかを熱く語り、また、又吉氏は杉江氏がつくるパーソナルモビリティWHILLに興味津々。杉江氏の話に熱心に耳を傾けていた。壇上で又吉氏は﹁マーベリックとは孤独を好む意味もあると思う﹂と語っていたが、マーベリックな男には敏感なのでは。そんなことも感じさせたマーベリック・ナイトであった。

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