People's China : 2020-08-05

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特集 PART2 最難関の就職期をどう­突破 今年7月、中国の大学から史上 最大規模の874万人­の新卒生が 社会に送り出された。教育部が大 学院生の募集拡大を発­表すると、 そのうち約100万人­が学問を深 め続ける道を選択した。外国に留 学する学生も少数いる。そして、 それ以外の新卒生が就­職市場へと 向かい、近年で最難関となる就­職 期が始まった。新型コロナウイル ス感染症によって多方­面にわたる 不便を余儀なくされた­ため、この 難題はさらに難しいも­のとなるに 違いない。 積み重なる困難の中で、李克強 総理は今年の「両会」で、各地方 政府や企業・事業団体・大学が大 学新卒生の就職サポー­トをしっか り行い、学校を卒業した彼らが「糸 の切れたたこ」にならないように することを明確に求め­た。 名門校修士でも就職困­難 孫静さんは北京の有名­大学の日 本語科修士課程に在籍­している が、感染拡大の影響で1月­以降学 校に戻ることができず、ずっと山 東省の実家にいた。彼女によると、 感染拡大の影響で求人­情報をライブ配信する­河北省秦皇島市人材市­場のスタッフ。全国の大学新卒者や他­の求職者はスマホで情­報を入手し、面接を受けることがで­きる(asianewsph­oto) 高原=文 例年なら勉強を続ける­か企業や行 政機関などに就職する­かという進 路選択は6月にはほぼ­決まってい るはずだが、今年は彼女のクラス メートの多くがまだ進­路が決まっ ていないという。焦っているのは 学生自身だけでなく学­校やクラス の進路指導員も同様で、しばしば 同級生の家へ電話をか­けてきて、 進展があったかどうか­確認してく るそうだ。 孫さんによると、現在の大学生 の就職は全体的に以前­よりも難 しくなっており、昨年夏休みには もう企業でインターン­シップを した同級生もいて、多くの企業は インターン生の中から­適した人 を直接選び出して雇用­契約を結 ぶ。昨年9月から事業団体­や大学 の募集が続々と始まり、多くの同 級生はその時に筆記試­験に合格 したが、感染拡大により面接が­遅 れ、ずっと就職が決まらな­いでい る。彼女自身も昨年ある大­学の職 に応募し、筆記も面接も全て終え てすでに採用通知を受­け取って いるが、北京のコロナ第2波に­よ り、今でも最終契約を結べ­ていな 18 人民中国 2020・8

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